一諾千金 約束を守る王子の物語

春秋戦国時代の呉国(現在の江蘇省一帯)はかつて神秘的な雰囲気が漂う土地でした。当時の呉国は辺境とされていましたが、神に見初められ、孫子の兵法の発祥の地として選ばれました。有名な呉越の争いもここで起こったのです。

兵法の発祥地というだけあって、この地の特産品も戦争と関わりが深いものです。呉と越は当時、各地に名を馳せた優れた武器を生産していました。

古歌「徐人歌」の歌詞にこのような一節があります。「延陵の季子かつての約束忘れず、千金価値の剣を腰から解いて墓丘に帯びさせた」。どういうことかと言うと、延陵を封土として授かった呉国の王子季札は、自分の約束を忘れてはいなかったということを表しています。

▶ 続きを読む
関連記事
毎日何気なく口にしている食品が、脳の老化を早めているかもしれません。砂糖や精製炭水化物、加工肉など身近な7つの食品と、今日からできる脳を守る習慣を専門家の研究とともにわかりやすく解説します。
『黄帝内経』は難解な理論ではなく 自然と身体を同じ流れで見る視点の書。春のエネルギーの動きを例に 古典の考え方をやさしく読み解く入門的解説。
沈黙は消極的な態度ではなく、内面を整え思考を深めるための主体的な選択だと筆者は語ります。騒音の時代における静けさの意義を問い直す一篇。
最近、日本でもちらほら現れている現金不可の店。海外では利便性で日本より普及しているが、その裏では手数料と取引の記録がなされている。利便性の裏で失われるものとは
潰瘍性大腸炎の症状改善に、身近なココナッツウォーターが役立つ可能性?最新研究が示した寛解率の変化と、腸内環境・カリウム補給の観点から見る新たな食事アプローチを解説します。