中国・北京にある中国国営CCTVとその外国語放送チャンネルCGTNの本拠地であるCCTV本部ビルの外には、中国の国旗がはためいている=2021年2月5日(Carlos Garcia Rawlins via Reuters)

中国国営CGTN、元社員が内幕暴く 「政治検閲の先生」「上からの指示」

中国国営の外国語放送「中国環球電視台(CGTN)」の海外での運営方法について、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は20日、CGTNの元従業員12人へのインタビューを報じた。ほとんどは匿名を希望し、中には中国の報復を恐れている人もいた。

ワシントンの元CGTN上級編集者は、入社して間もなく、北京本社の幹部が「報道内容を異常に厳しく管理している」ことを知ったという。「ニュース原稿やキャスターの台本に、中国(共産党)が気に入らない内容を盛り込むことは許されなかった」と語っている。

CGTNの編集ルールは、時に外国人社員に混乱を与えることがあった。例えば、2012年に習近平副主席(当時)がワシントンD.C.を訪問した際には、不測の事態によりCGTN編集部が大混乱に陥った。

▶ 続きを読む
関連記事
ある分析によると習近平は後継者を指名しておらず、もし彼が突然倒れた場合、中国共産党指導部には事態を収拾できる人物がいない。習の側近が後を継げば事態はますます混乱し、最終的に国家を引き継ぐ人物は別に現れるか、または無名の者の可能性がある
「共産党は邪教」北京の街頭に掲げられた横断幕。映像が今になって拡散…行動した人物の行方は不明
2026年、中国は「赤馬紅羊劫」の災厄期を迎える。内憂外患に喘ぐ習近平政権が最も恐れる「軍内の離反」「CIAへの情報漏洩」「粛清された政敵の逆襲」という三つの致命的リスクを、元官員の視点から鋭く分析
イラン情勢の悪化によるエネルギー不足を受け、習近平主席がトルクメニスタン大統領と緊急会談。中国が直面する二重の打撃
新刊『受注殺人』は、中国共産党による産業規模の臓器収奪の実態を暴く衝撃の一冊だ。20年にわたる調査に基づき、法輪功やウイグル人への迫害と西側の加担を告発。人類の良心に問いかける、必読の記録である