【医学古今】

妊娠中の鍼灸治療

妊娠中は胎児への影響を配慮し、多くの化学薬品の使用を控えることになります。しかしだからと言って、妊娠中に発生する様々な症状をただ我慢するだけでは、妊婦は大変苦しいでしょう。そういった時こそ、漢方や鍼灸等の治療法を活用すれば良いと思います。

鍼灸治療は非常に安全な方法です。鍼と灸の刺激だけで様々な症状を改善することができるため、服薬による副作用の心配が全くありません。

妊娠中の肩こり、頚腕症候群、つわり、腰痛、肋間神経痛、下肢浮腫、頭痛、倦怠感、逆子などの症例を今までに治療したことがありますが、いずれも良い効果が得られました。症状の緩和のみならず、妊娠中に継続して鍼灸治療を受けている方は安産の傾向も見られるのです。

▶ 続きを読む
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます