中国武漢市、渇水期の長江で一部が川底露出・砂漠化
中国の長江中下流地域は昨夏、豪雨で深刻な洪水被害に見舞われたことで注目を集めた。このほど、中国国内ネットユーザーが撮影した映像では、湖北省武漢市の長江の一部流域で現在、水が枯れ、完全に露出した川底が砂漠のようになっていることがわかった。
米ラジオ・フリー・アジア(RFA)は15日ツイッターに、このネットユーザーが撮影した動画を投稿した。映像の中で、武漢市天興洲を流れる長江では、水の流れが完全に止まり、車が干上がった川底の上を走行している様子があった。
武漢市で生活したことのある独立経済学者「冷山時評」は、15日のツイッターで、長江の映像に「驚いた」と述べた。同氏によると、武漢市の長江流域は冬になると、渇水期に入る。「私が住んでいた当時、渇水期でも多少の水が流れていた。完全に干上がることはなかった」という。
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。