<心の琴線> 今度はあなたの番
パリ北駅で、ある青年が「中国語を話せますか」と尋ねてきた。リヨンへ行きたいがどの駅へ行けばよいのかがわからないとのこと。私も知らないので駅構内で掃除をしている人に尋ねた。下手なフランス語なのでなかなか通じなかったが、掃除人は終始丁寧に、パリ・リヨン駅へ行くとよいと教えてくれた。青年は丁寧にお礼を言って去っていった。
次は私の番。シャルル・ド・ゴール空港で付加価値税還付の手続きの説明がよく分からず、係員に何度も質問を繰り返していたら、後ろから日本語が聞こえた。「やり方がわからない中国人の田舎者はさっさとあきらめて行っちまえ。」 暴言を吐いたこの日本人は還付手続をよくご存知でいらっしゃるようだが、教えを請うたところで助けてもらえそうもないので、彼を無視して窓口の係員と話を続けた。
近年、日本は外国人観光客の誘致に積極的で、中国人にもビザ発給条件を緩和してきた。そしてこれをチャンスと大勢の中国人が日本を訪れ、自由に街を歩くようになっている。そのため習慣の違いからいろいろな摩擦が多発するのは避けられないが、それを恨んで「中国人は日本に来るな」と考えるか、あるいは根気強くその摩擦がなくなるように努めるか、日本人の心一つで中国人の日本に対する印象は変わるはずである。
関連記事
6万件超のMRI研究で判明した、お尻の筋肉と2型糖尿病リスクの関係。理学療法士が教える、自宅でできる臀部エクササイズ5選を写真付きで紹介します
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
夏至から半夏生にかけては、陽から陰へと季節の流れが変わる節目です。しそ、タコ、オクラなどの食材を通じて、湿気によるだるさや脾胃の不調を整える養生の知恵を紹介します。
写真を撮るとき、なぜ「はい、チーズ」と言うのでしょうか。何気なく使っている掛け声には、自然な笑顔を引き出すための発音の工夫があります。
中医学では、経絡を気が巡る通り道と考え、流れの滞りが不眠や不安、こわばりなどの不調につながるとされます。日常で取り入れやすいツボ押しも紹介します。