英議会、中国ファーウェイ設備導入の実質禁止と高額罰金を含む法案提出(DANIEL LEAL-OLIVAS/AFP via Getty Images)

英議会、ファーウェイ設備導入の禁止求める法案提出 「違反者に1日1300万円の罰金」

イギリスの議会議員は11月24日、国内通信企業に対して、国家安全保障法(安保法)を遵守するよう求める法案の草案を提出した。草案は、中国軍と繋がりの強い華為技術(ファーウェイ)の設備を使用しないよう求めた。使用が発覚した場合は高額な罰金を科すと提案している。

​草案では、英大手通信事業者が安保法を遵守せず、ファーウェイの機器を使用した場合、売上高の10%の罰金もしくは1日10万ポンド(約1393万円)の罰金を科すとしている。

​英ジョンソン政権は7月、2027年末から第5世代通信規格(5G)ネットワークの整備にあたり、ファーウェイの機器の使用を禁止すると決めた。今回提出した​新たな法案が可決すれば、英政府によるファーウェイ設備の使用禁止令が法律として成立する。​英国政府はリスク管理法に基づき、違反企業に厳しい罰則を科すことができる。

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