衰退する米炭鉱町、気候変動の逆風と家族の物語
[マハノイシティ(米ペンシルベニア州) 14日 ロイター] – マイク・ゲイバルさんは、ギルバートン石炭火力発電所から、谷筋に沿って広がる自分の生まれ育った街、マハノイシティを眺める。丘側を見上げれば、発電用の風車が稜線上で回っている。
マイクさんが石炭火力発電を批判することは、とうてい考えにくい。彼は30年間、地元の刑務所と送電網に電力を供給し続けてきたギルバートン発電所で働いてきた。遡れば、彼の祖父は炭鉱夫として、大規模な無煙炭の炭層を砕き、地表へと運び出してきた。
彼の故郷は、産業革命の原動力になった石炭によって栄え、衰退した場所だ。ここで生産される無煙炭は、拡大する都市の数百万の住民の熱源となり、鉄道網を生み出し、今でもマハノイシティの家々に暖房を提供している。無煙炭やその副産物を運ぶトラックが街を行き交い、目抜き通り沿いに並ぶテラスハウスには、灰色のちりの層が重なっている。
関連記事
2月19日、イランで世界一周旅行中だったイギリス人夫婦に懲役10年の判決が下されたことが明らかになり、英政府は強く非難して即時釈放を求めている
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2月5日の演説後、11日間連続で公の場に姿を見せておらず、73歳の指導者の健康状態を巡り外部の関心が高まっている。
米国とイランの核協議が難航する中、ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、すべてのポーランド国民に対し直ちにイランから退避するよう求め「今出なければ間に合わなくなる可能性がある」と警告した。
防衛省が2026年2月16日時点として公表した最新資料をもとに、ウクライナ情勢の現状と今後の展望を解説
トランプ氏が新設した「平和委員会」の初会合を詳報。イランへの「10日以内」の警告やガザ再建への巨額拠出、ハマス武装解除を条件とした国際部隊派遣など、トランプ流の新中東秩序に向けた強気な構想を伝える