EU、対トルコ制裁検討 東地中海ガス田巡りギリシャと対立
[ベルリン/ブリュッセル 28日 ロイター] – 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は28日、東地中海のガス田権益を巡りトルコとギリシャの緊張が高まっている問題を巡り、EUが対トルコ制裁を検討していると明らかにした。外交筋によると、9月24日に開催される次回EU首脳会議で協議される。
トルコとギリシャは東地中海のガス田権益について、自国領域と主張する大陸棚の範囲を巡り対立。今月に入り、トルコがこの海域に探査船を派遣したことで緊張が高まった。
この問題についてEUは外相理事会を開催。議長を務めたボレル氏は記者会見で、トルコの船舶に対し欧州の港湾施設の利用禁止や供給停止などの制裁措置を導入する用意があると表明。トルコに対する経済制裁導入の可能性もあるとし、「トルコ経済が欧州経済と関連している部分に対する措置が考えられる」と述べた。
関連記事
世界各地で最高気温の記録更新が相次いでいる。なぜ今年の夏はこれほど暑いのか。エルニーニョ現象、ヒートドーム、都市のヒートアイランドという3つの要因から、記録的な猛暑の仕組みを分かりやすく解説
中国が米国産大豆約49万トンを購入した。9月の米中首脳会談を前に、中共政府系の買い手が購入を拡大しており、今後の輸入増加や関税撤廃の行方に注目が集まっている
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。
ドナルド・トランプ米大統領は8月3日、米国とイランの交渉をめぐり、イラン指導部は極めて偽善的だと強く非難した。米軍によるイランへの海上封鎖は、合意が成立するか、イランが完全に降伏するまで続くと強調した。
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る