ロシア、ナワリヌイ氏巡る調査不要 毒物使用「定かでない」

[モスクワ 25日 ロイター] – 移動中に意識不明の重体となり、毒を盛られた疑いが持たれているロシア野党勢力の指導者ナワリヌイ氏について、ロシア政府は25日、毒が盛られたかは定かでなく、現時点で体調が急変した原因を調査する必要はないと強調した。

ナワリヌイ氏は、ドイツの首都ベルリンにある病院に移送され、治療を受けている。病院側は24日、同氏に毒物が盛られた痕跡を確認したと発表した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は、ドイツの病院は疾患を引き起こした原因物質を特定しておらず、なぜ性急に「毒物」という言葉を使ったのか明確でないとした上で、「調査を行うには理由が必要になる。現時点で分かっているのは、患者(ナワリヌイ氏)が昏睡状態にあるということだ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
世界各地で最高気温の記録更新が相次いでいる。なぜ今年の夏はこれほど暑いのか。エルニーニョ現象、ヒートドーム、都市のヒートアイランドという3つの要因から、記録的な猛暑の仕組みを分かりやすく解説
中国が米国産大豆約49万トンを購入した。9月の米中首脳会談を前に、中共政府系の買い手が購入を拡大しており、今後の輸入増加や関税撤廃の行方に注目が集まっている
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。
ドナルド・トランプ米大統領は8月3日、米国とイランの交渉をめぐり、イラン指導部は極めて偽善的だと強く非難した。米軍によるイランへの海上封鎖は、合意が成立するか、イランが完全に降伏するまで続くと強調した。
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る