米、IMFのSDR配分枠創出に反対=ムニューシン財務長官

[ワシントン 16日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は16日、米国は新型コロナウイルス対策の一環である国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の新規配分枠創出を通じた流動性供給に反対すると述べた。

ムニューシン長官はIMF運営委員会宛ての声明で、SDRの新規配分枠創出を通じた流動性供給は、中銀による紙幣乱発のようなものとした上で、資金の70%は流動性供給の必要がない国が多数を占める20カ国・地域(G20)に向かう一方、貧困国向けの資金はわずか3%にとどまると指摘。米政府は貧困国に資金を提供しているIMFの大災害抑制・救済基金(CCRT)や貧困削減・成長トラスト(PRGT)への資金拠出など、より的を絞った取り組みを模索していくとした。

国際通貨金融委員会(IMFC)はこの日会合し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に対するIMFの対応やSDR新規配分枠の創出などについて協議する予定。SDR配分枠を増やせば、IMF加盟全189カ国に対し、数千億ドルを供給することが可能になる。

▶ 続きを読む
関連記事
米イラン交渉は現地時間の日曜日からルツェルン湖畔のビュルゲンシュトック・リゾートで行われる予定である
W杯北中米3か国大会のF組第2戦が21日、メキシコのモンテレイ・スタジアムで行われた。W杯史上通算1千試合目という節目の一戦で、日本代表はチュニジア代表を4-0で破り、今大会初白星で勝ち点を4に伸ばした
ホルムズ海峡やレバノン情勢を巡り緊張が続く中、ヴァンス米副大統領が延期されていたスイスでの実務者協議へ出発。ヒズボラとイスラエル軍の激しい衝突が影を落とす中、和平覚書の履行と核問題の進展を目指す
イラン国営メディアがホルムズ海峡の閉鎖を報じ、緊張が極限まで高まる中、パキスタンとカタールの仲介により、米国とイランの実務者会議が21日、スイスで開催されることが確定した。
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か