ゴーン被告、報酬増やす目的で統括会社利用=日産・三菱自側弁護士

[アムステルダム 10日 ロイター] – 日産自動車<7201.T>前会長で現在逃亡中のカルロス・ゴーン被告の報酬を巡り、同社と三菱自動車<7211.T>の弁護士は10日、オランダの裁判所に提出した書面で、同被告が両社の統括会社を利用し、自身への支払額を膨らませ、申告していた報酬削減額を事実上、回収していたと明らかにした。

日産と三菱自は、オランダに設立した合弁会社「日産三菱BV」からゴーン被告自身が決めた報酬額を支払っており、すでに730万ユーロに相当する報酬と賞与に対して異議を唱えている。両社は、こうした報酬は取締役会に諮られることはなかったと主張している。

弁護士は新たに提出した書面で、日産で申告した自身の報酬削減額を穴埋めするため、補償という形で報酬を受け取っていたと申し立てた。

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