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『 宇治拾遺物語』:写経のため、地獄に落ちた能書家 上

藤原敏行は、平安時代前期の歌人,書家です。書は空海に並ぶと言われるほどの書道の大家でもあり、立派な人だと思いきや、『宇治拾遺物語』では、食い気と色気にほだされて地獄に落ちた様子が描かれています。

平安時代に藤原敏行という能書家がいました。彼は歌と書が巧く、人の依頼を受けて仏経を二百部ほど書きました。

ある日、敏行は突然死んでしまい、獄卒に地獄に連行されました。

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