中国の豚肉価格急騰 米紙「指導部にとって香港デモよりも厄介な問題」
景気が後退しているにもかかわらず、中国の物価が上昇している。アフリカ豚コレラのまん延で、豚肉価格高騰の影響を受け、8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%上昇した。上昇幅として6年ぶりの高水準となった。インフレ圧力が高まるなか、中国当局は豚肉価格の急騰を政治問題と捉えた。官製メディアは国民に「消費を抑えよう」と呼び掛けた。
CPI構成品目のうち、豚肉小売価格は同47%上昇したことで、8月のCPI指数を1.08%押し上げた。また、豚肉は7月と比べて19.7%上昇した。
CPIの上昇幅は6カ月連続2%を上回っている。中国当局は、CPIの上昇幅を3%以内に抑えることを目標に掲げている。この目標を達成するため、中国国家統計局は今年に入ってから、CPI指数のうち豚肉が占めるウェイトを2.5%から2.35%に縮小し、さらに現在の2.15%に引き下げた。
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