(NARINDER NANU/AFP/GETTY IMAGES)

70代で子供に恵まれた世界最高齢のお母さん

インドのある夫婦は46年間の結婚生活を送ってきました。しかしながらダルジンジャーという名前の妻は、子供に恵まれませんでした。

その後不妊治療により、70代という高齢で男児を出産することができました。2019年現在、ダルジンジャーはこのような高齢で出産するには苦痛が伴ったものの、後悔はしていないと語っています。

出生証明書が存在しないため、はっきりとした年齢は特定できないものの、ダルジンジャーは70代であると思われます。2年間の間不妊治療を受けたのち、アーマンという男児を出産しました。

その当時、ご主人は79歳であったと思われます。

ダルジンジャーは母親になる希望を失いかけていたと語っています。周囲の人々は彼女に子供は養子を取るようにと勧めていましたが、彼女は神がいつの日か子供を授けてくれると確信していました。その結果、男児を出産することができた今、彼女は祝福された気分であると述べています。

子供は無事に生まれました。しかしダルジンジャーの方はと言うと、出産後、血圧が上昇したり、関節が弱まっているように感じているようです。さらに以前と比較し、疲れやすくなったと彼女は認めています。幾人かの医師の元を訪ねたものの、薬を処方されただけで、解決には至っていません。

ダルジンジャーは自分の体のことも心配していますが、なによりもアーマン君の世話に追われています。しかしながら、高齢出産に関しては、自分の決断を後悔していないようです。

「私は幸せです。アーマンは誰にでも愛想よく振舞うので助かっています。私たちは一日中一緒にいるんですよ。夫にもなついており、私が家事で忙しい時にはいつも彼の腕の中に抱かれています」と彼女は述べています。

アーマン君は現在3歳になりますが、彼女の息子は平均的な三歳児の体格と比較して、若干成長が遅いようです。それでも医師は今後自然に成長していくと考えています。

残念なことに、全ての人がダルジンジャーに賛同しているわけではありません。アーマン君は数年も経てば孤児になってしまうのではないかという意見や、母体に及ぶ危険性から高齢出産に対して否定的な意見が多数寄せられています。

(NARINDER NANU/AFP/Getty Images)

彼女を担当した胎生学者も当初乗り気ではなかったようですが、検査後、彼女が健康的な状態であったために不妊治療を開始することにしたようです。ダルジンジャーの兄も子供に恵まれなかったため、現在子供に恵まれた彼女はとても幸せだそうです。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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