(Illustration - Shutterstock)

なけなしのお米を「分け与えた」物乞いが「与えられたもの」

人生の教訓となる言葉の数々、それが格言です。

「与える心に多くが集まる」「与えることによって与えられる」

こんな格言がぴったりの昔話をご紹介させて頂きます。

その昔、道端で埃にまみれながら物乞いをしていた男がいました。

夜帰る場所もなく、ぼろきれを毛布代わりにして道端に寝泊まりしていました。

路上での生活は過酷でしたが、時が経つにつれ当たり前となっていきました。

ある日物乞いは、「皇帝が街にやって来る」という噂を聞きつけます。

「皇帝様のように立派なお方なら、わしのように哀れな物乞いに手を差し伸べて下さるじゃろう。わしのみじめな生活をご覧になったら、きっと素晴らしい贈り物を下さるに違いない。」

そう考えた物乞いは皇帝一行が通る道端に座り、到着を待つことにしました。

▶ 続きを読む
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます