米サイバーセキュリティ会社はこのほど、中国のサイバー攻撃集団「APT41」を特定した(Getty Images)

米ファイア・アイ、新たな中国ハッカー集団を特定 「諜報活動と個人の金稼ぎ」

米サイバーセキュリティ会社のファイア・アイは今月7日、コードネーム「APT41」である中国のサイバー攻撃集団を特定し、調査報告を発表した。これによると、APT41はハッキングで諜報活動とネット犯罪の両方を行っている。米ラジオ・フリー・アジア(RFA)が8日伝えた。

ファイア・アイのバイスプレジデント、サンドラ・ジョイス(Sandra Joyce)氏は調査報告に関するニュースリリースにおいて、「『APT41』は、経済的な利益のために、諜報活動に使われるツールを利用している。この集団はハッキングを通じて情報収集すると同時に、金銭利益も得ている」との見方を示した。中国の他のハッカー集団は諜報活動を行うのが一般的だという。

同報告は、APT41と中国の他のサイバー攻撃集団のスパイ活動は、中国当局の「五カ年計画」に基づいて展開されていると指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も
トランプ政権は、外国製の人型ロボットや四足歩行ロボットなどを対象とする新たな規制を発表した。中国企業が世界市場で存在感を強める中、米国での販売や海外展開への影響に注目する
中国・成都で若者が市内最高層ビルの屋上に登り、「反体制の象徴」の仮面を着けて発煙筒に点火。映像は中国で削除されたが海外へ拡散。何を伝えようとしたのか
ポケットに手を突っ込み、日本側への「無礼外交」で批判を浴びた中国外務省アジア局長・劉勁松が交代していたことが分かった
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も