Pixabay
三国志 ビジネス考

孔明から学ぶ!無理難題な取引先との調整方法

諸葛亮孔明は赤壁の戦いのときに、周瑜から2つの無理難題を突きつけられました。

一つは10万本の矢を集めること、もう一つは東南の風を吹かせることです。これをどのようにして対処したのでしょうか。

現代でも、取引先から無理難題を言い渡されたとき、対処する方法はあるのでしょうか。早速、これらの例を見ていきましょう。

呉の周瑜は、孔明が後々に呉の脅威となることを危惧し、難題を与えて処断することを考え、10万本の矢を集めてほしい、と依頼しました。

これに対して、孔明は3日で集められる、と回答。当然、これを守れなければ軍法に照らし、死罪となることを認識した上での回答です。

孔明は3日目の夜、濃霧の中、船を出します。船には藁人形を積んでおり、その船から太鼓を打ち鳴らします。

太鼓の音を聞いた魏軍は、夜襲と考え、濃霧の中、出陣は難しい事から、遠巻きに矢を打つことで対処することとなりました。

結果的に、孔明は船の両側に十分に矢を射させ、その矢を以て、10万本を納品しました。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。