母の生まれかわり 幸福の黄色い蝶

テキサス州フォートワース(Fort Worth)に、ある米国人の大学生がいた。彼は人生のどん底に陥っていた。そんな時、9年前に亡くなった母親のことを、ふと思い出した。もし母がそばにいてくれたら、こんな状態の自分に対しどうしたらよいか教えてくれただろう、と思った。彼のこの思いは本当に「母親」を呼び寄せることになる。

大学生のコール・シンスキー(Cole Shinsky)はプロの野球投手で、左利きである。長期に渡るトレーニングにより彼の左肩はケガをし、野球を続けることが難しくなったため、転学の問題に直面していた。未来に不安を感じている彼は、母が子供を励ますように、彷徨っている彼の心を慰めてくれる、温かい支援が欲しかった。

コールは今ほど母を恋しく思うのは初めてだった。母が亡くなった時、彼はまだ7、8才の子供だったが、それが彼にとって、母の愛情を感じた最後だった。

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