中国当局、「国際機関を通じてイデオロギーを輸出」=米シンクタンク
米シンクタンクの最新調査報告書は、中国当局は国際機関を通じて共産党のイデオロギーを輸出していると警告した。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が16日伝えた。
米シンクタンクの新アメリカ安全保障センターはこのほど、「中国の国連:中国の国際関係に対する修正主義」と題する調査報告書を発表した。報告書は、近年、中国当局はそのイデオロギーを国際機関の規程に盛り込ませ、国際機関の運営を通じて外交戦略を展開する狙いがあると指摘した。
報告書は米政府と米の同盟国に対して、状況の深刻さに注意するよう呼び掛けた。なかには、腐敗、国民への監視と人権侵害など、中国当局の政治体制が最も批判されている部分が、国際機関を通して輸出される恐れがあるという。
関連記事
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという
台湾総統を批判するはずの記事が、なぜか失業相談でいっぱいに。
批判より先に、仕事が必要だった。
上海の劇場で思わぬ光景が広がった。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」終演後、観客がかつて禁じられてきた歌を合唱した。
中国で今、何が起きているのか。
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
来年1月から、中国本土から海外への送金に対する規制が強化される。個人が一定額を超えて送金する場合、資金の使い道や送金先などの説明が必要となり、保険料や投資資金の送金を続けてきた人たちの間で不安が広がっている