親孝行

母のために子どもを埋める

郭巨は、晋代の隆慮(現在の河南省林県)の人で、裕福な家の生まれであった。父の死後、彼は家の財産を二人の弟に与え、自分は母を引き取り、親孝行を尽くした。

ところが後に、家の暮らし向きが次第に苦しくなった。そんなとき、妻に男の子が生まれたが、郭巨は、子どもを養えば、母に食べるものも十分与えられず、孝行ができなくなるのでないかと心配した。

そこで彼は妻に、「子どもはまた授かればいい。でも母親は死んだらそれきりだ。子どもを埋めてしまって、母に孝行したらどうだろうか」と相談した。

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