ミツバチが持つ善良な特性 仲間の災難に取った行動とは
私たちは苦楽を共にするパートナーが苦しんでいるとき、人間の本性にある哀れみの心から、通常何もせず傍観することはできません。では、ミツバチが仲間の災難を発見したとき、どのような行動を取るのでしょうか。
米国の養蜂家ピーター・ウォークス氏は、蜂蜜に浸かって動けなくなったミツバチの映像を公開しました。瀕死のミツバチが巣箱の前に置かれると、すぐに他のミツバチが囲んで弱った仲間を救ったのでした。
この映像はフェイスブックでアップロードされた後、3万件以上シェアされ、多くのネットユーザーが、ミツバチが互いに助け合う特性を持っていることに驚きました。
数匹のミツバチが、できる限りのことをしながら仲間の蜂蜜をきれいに取り除くと、30分後には弱っていたミツバチが飛ぶことができました。
ミツバチは、八の字ダンスで仲間に花粉の位置を伝えることが分かっています。他のコミュニケーションとしては、巣箱に戻る際、彼らは直接自分の巣に飛んで帰るのではなく、一匹ずつ「這って」巣に戻ります。なぜでしょうか。
養蜂家は次のように説明しています。「それぞれが家に帰ると互いに挨拶しています。飛んで戻れないのではなく、採蜜を共にする仲間たちの空路を塞ぐことを恐れています。彼らが最初に思い付いたのは、仲間のことであって自分ではありません」
ミツバチが持つ善良な特性が表す「他を優先して自分は後回し」。人間社会でも実現できれば、警察のお仕事も減るかもしれませんね。
(翻訳・項內秀)※看中国より転載
関連記事
自分に大声で話しかけることで、パフォーマンス向上や学習効果、ストレス軽減に役立つことが心理学者によって証明されています。心理学的な利点を知り、実践してみましょう!
MLB東京シリーズ2025でドジャースのロバーツ監督が日本で指揮を執る。日本にルーツを持つ彼の感慨や、大谷翔平ら日本人選手の活躍が注目を集める特別な舞台だ。
痛風は遺伝が原因であることが大規模な研究で明らかに。食事も重要ですが、生活習慣だけではなく遺伝子の影響も大きいことが分かりました。
感謝の気持ちが健康を促進する理由とは?感謝が心身に与える効果を、最新の研究と中医学の視点から解説します。健康長寿に向けた実践法も紹介。
低カロリー・高食物繊維の「コンニャク麺」。ダイエットや健康管理に効果的な理由とは?栄養士が解説するコンニャクの驚くべきメリットと注意点を紹介します。