英ブリストル倫理団体、広州との姉妹都市契約の破棄求める 臓器移植問題の懸念で
英国南西部の都市を拠点とする倫理団体は、中国では無実の人から強制摘出した臓器が臓器移植用に利用されているとの国際的な懸念から、広州との姉妹都市の解消を求めている。
10月16日、英国議会では中国臓器移植問題に関するラウンドテーブルが開かれた。出席した「ブリストル臓器強制摘出に反対する会(BAFOH)」共同代表ベッキー・ジェイムス氏によると、姉妹都市である広州には「大規模な強制臓器収穫が行われているという圧倒的な証拠」があると主張した。さらに、広州には世界最大の移植病院があるという。
BAFOHは2016年に結成された倫理団体。2017年1月に、中国の臓器移植は産業化されており、患者の需要に応じて収容者の臓器が摘出されているとの疑惑から、姉妹都市解消を訴えるキャンペーンを開始した。
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