自らの美貌におぼれる皇帝を諫めた皇后

五胡十六国時代、前趙(ぜんちょう)の皇帝劉聡(りゅうそう)(?-318年)には劉蛾(りゅうが)という賢明な皇后がいました。劉蛾は美しく知性に富んだ女性で、皇帝に適切な助言を与えました。

劉蛾は太保・劉殷(りゅういん)の娘で、幼いころから聡明で勤勉でした。昼間は裁縫などの手仕事に専念し、夜には典籍を読みました。女中からは早く寝るようにと言われながらも、勤勉に学問に勤しみました。劉蛾は兄たちと典籍の内容について議論する時、いつもユーモアで奥深い道理を述べたことから、兄たちは彼女の才能に感服するばかりだったそうです。

劉蛾の容姿はたいそう端麗で美しく、振る舞いが上品で礼儀正しい女性でした。そのため劉聡と結婚したのち、おおいに可愛がられました。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。