諸葛孔明は預言者
諸葛亮(紀元181年~234年)、字は孔明、劉備の名軍師で劉備を補佐して漢の復興を謀った。劉備は「三顧の礼」を持って、諸葛孔明に「天下三分の計」を教わり、魏、呉、蜀の鼎立時代へ導く。『三国志』全般で「三」という数字が注目されるが、「三」は中国文化の本質に根ざしたものである。
中国では古来より事を成就するのに必要だと言われてきたのが、「天の時」「地の利」「人の和」である。「天、地、人」は世界を形成するものとして「三才」という。三国を考えてみると、曹操が天子(皇帝)を側に抱えて諸侯に命令を下して「天の時」をとり、孫権が地理的に有利なことから「地の利」」をとり、劉備が諸葛孔明を得て「人の和」をとったと考えられる。すなわち三国は「天の時」、「地の利」、「人の和」という三分ともいえる。
老子の『道徳経』には
人法地、地法天、天法道、道法自然。
(人は地を法とし、地は天を法とし、天は道を法とし、道は自然は法とする)
関連記事
子どもを守るつもりの行動が、実は自信や回復力を弱めていることがあります。心理学者が指摘する「過度な養育」の5つのサインと、子どもの自立を育てる関わり方を解説します。
古代中国の食医は、薬ではなく「食事」で体を整えていました。五行や季節の変化を読み取り、食材の性質で気の流れを調える――東洋医学の原点にある食の知恵を解説します。中医学
食養生
薬食同源
睡眠時間を少し削るだけでも、将来の健康に影響するかもしれません。最新研究では、睡眠は食事や運動以上に寿命と強く関係する可能性が示されました。なぜ十分な睡眠が長生きにつながるのか、その理由と健康への影響をわかりやすく解説します。
突然の不調に、足がヒントをくれる?中医学と最新研究から読み解く足反射ゾーンの仕組みと、自宅でできるやさしいケア法を解説。見る・触れるだけでわかる体からのサインも紹介します。
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。