中国社会に再び衝撃 検査不合格のワクチンが乳児数十万人に接種
中国でこのほど、ワクチンメーカーの長生生物科技(長生生物)が製造した乳幼児の予防接種ワクチン「百日破」(DPTワクチン、ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン)が販売基準を満たしていないと報じられた。問題のワクチンはすでに乳幼児に接種された。2008年毒ミルク事件の再来と喩えられ、事件は中国社会に衝撃を与えた。
同メーカーは他にも狂犬病ワクチンの不正が発覚していた。吉林省食品薬品監督管理局が15日、同省長春市に本社を置く長生生物に対して、狂犬病ワクチンの検査データの捏造(ねつぞう)が見つかったとして狂犬病ワクチンの生産停止を命じた。
20日、吉林省の薬品管理当局は、同社が2017年に製造したDPTワクチンが品質基準を満たさないまま、山東省疾病予防センターに販売したと発表した。このワクチンの対象は3カ月の乳児から6歳の幼児までだ。販売した数は25万2600本という。
関連記事
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省は先週、外国の大学や学術機関を対象とするブラックリストに、復旦大学、上海交通大学、山東大学を追加した […]
また上映中止…。中国で「公開してもすぐ消える映画」が止まらない。今度は日米伊の制作チームも参加したアニメが公開5日で撤退。映画業界に何が起きているのか
景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次ぐ