金正恩氏「非核化に尽力」、北朝鮮訪問中の王毅中国外相に

[北京 3日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は3日、同国を訪問している中国の王毅国務委員兼外相に対して、非核化に尽力すると伝えた。中国外務省が明らかにした。朝鮮半島の和平実現へ向けた外交的な取り組みが活気付いている。

金氏と韓国の文大統領は4月27日に行われた会談で、両国の関係を強化すると宣言した。会談の数日前に北朝鮮は、全ての核・ミサイル実験を中止する試みを保証するため、核実験場を廃止すると述べ、世界を驚かせた。

金氏と王氏は北朝鮮の首都平壌で会談。中国外務省の声明によると金氏は王氏に対して、朝鮮半島における最近の好ましい変化は平和的な解決への追い風だと述べた。声明は「金正恩氏は朝鮮半島における非核化の実現は北朝鮮の確固たる立場だと述べた」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
米国とサウジアラビアが30年間にわたる民生用原子力協力協定に正式に署名した。同協定は同国のエネルギー転換にとって極めて重要視されている。その一方で中東地域全体で危険な核軍拡競争を引き起こすと懸念の声も上がる
米国務省は今月20日、キューバ政府が米国内の左派団体を支援するとともに、米政府中枢への浸透を図ってきたとする報告書を公表した
欧州委員会は、中国EC大手の京東によるドイツ家電量販大手Ceconomy買収計画に異議告知書を送付した。外国補助によりEU市場の競争がゆがめられることが焦点となっている
フィリピンの首都マニラで22日、ASEAN関連外相会議が開かれ、南シナ海情勢が主要な議題となった。背景には中国とフィリピンの間で繰り返される海上の緊張がある。20日には、南シナ海で中国海警局とフィリピン海軍の要員が衝突している
EUは中国共産党の補助金や為替政策など非市場手段に直面し、従来の自由貿易ルールでは対応困難との指摘。ドイツの政策転換を背景に、対中貿易戦略の再構築が急務となっている