中国から攻撃を受ける可能性排除せず=台湾の蔡総統
[台北 23日 ロイター] – 台湾の蔡英文総統は、中国から攻撃を受ける可能性を排除しないと表明した。22日夜放送された台湾テレビ局のインタビューの中で語った。
中国軍が最近、台湾近海での演習の回数を増やすなど、中台関係は緊張感が高まっている。中国側は、定期的な演習だと説明しているが、台湾が独立を目指す動きをみせれば容赦しない、とけん制もしている。
総統は中国が台湾を攻撃する可能性があるかとの質問に「この可能性は誰も排除できない」と指摘。その上で「中国から妨害や圧力を受ければ、われわれは対抗する手段を見つける」と述べた。
関連記事
米空母「リンカーン」の艦載機による出撃が延べ6千回を超え、イランの核・ミサイル拠点に壊滅的打撃を与えた。テヘランは強硬姿勢を崩さないが、トランプ大統領は水面下での停戦交渉が継続中であると明かした
9日に行われた中共外交部の記者会見で、ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」の中国駐在記者による質問が波紋を呼んだ。記者は、エストニアのマルグス・ツァフクナ外相が「プーチンの友人は天国、地獄、あるいは刑務所にいる」と述べた発言を引用し、中共側の見解を求めた。
米中首脳会談に向けた調整の難航や、入国禁止措置を受けているルビオ国務長官の同行、会談直後の台湾向け武器売却の可能性などが重なり、中共側は面子維持に苦慮するとみられている。
トランプ政権の第1期には、トランプ氏が北京を介さず直接金正恩と対話した経緯があり、中共は朝鮮半島問題での主導権を失うことを警戒してきたとし、今回の対北接近は、米中首脳会談を前に影響力を示す狙いがあるとの見方も出ている。
トランプ氏は15日、イランは軍事力こそ弱いものの、偽情報の拡散を得意としており、現在はAIを武器として利用し、偽情報を広めていると指摘