中国文化の崩壊
心のない愛 子を見ない親 簡体字が映すもの
古来の漢字には文化的な要素がある。自然の法則や道徳、天・地・人の関係、社会の構築、家庭の構造、生命の原理など様々な意味が含まれている。しかし、簡体字には、これらの文化的な要素がほぼなくなってしまった。
中国共産党は、1950年代の後半に3回にわたって大幅に漢字を簡体字に変換した。そのため、60年代以後に生まれた人たちは、古代の書物を読むことができなくなり、中国の伝統文化に断裂が生じた。数千年の文化が失われ、その代わりに共産文化が広く普及した。
古来の漢字は一字一字が一つの生命体であり、それぞれに社会的、文化的な背景がある。漢字の世界に入れば、まるで歴史博物館に入ったように無限の知識や学問が目の前に広がる。しかし、簡体字はただ一つの符号のようなもので、その奥深い文化の要素は失っている。
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