中国主席の初出席
ダボス会議、習近平氏が演説 グローバル化を改めて支持
世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)は1月17日スイス東部ダボスで開幕した。同会議に出席した中国の習近平国家主席は基調講演を行い、「世界が取り巻く多くの問題は、経済グローバル化がもたらしたものではない」などと発言し、今後もグローバル化を断固と支持する姿勢を示した。
習氏は、世界各国政界や財界トップが集まるダボス会議に出席した初めての中国国家主席だ。
基調講演において、習氏は難民危機の主因は戦争、(民族)衝突、地域情勢の不安定であり、グローバル化ではないと指摘し、「グローバル化は両刃の剣であるが、そのプラスの面はマイナスの面より多くある」「今後経済グローバル化をよりよく導き、そのマイナスの面を解消し、各国と各民族にその恩恵をより受けられるようにしなければならない」と述べた。
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