女ひとりで世界一周放浪記 7

ボリビアで見た過酷な鉱山労働

世界一周第6カ国目はボリビアです。ボリビアには5月12日から6月16日までの36日間滞在しました。滞在期間中には7つの都市を訪れましたが、今回の記事では「ポトシ」という都市についてご紹介します。

スペイン統治下時代に金や銀が大量に発掘され、繁栄を極めたポトシ。標高4000mの場所にあるポトシは日本の真冬並みの寒さです。ポトシのコロニアル様式の街並みは、鉱山と共に世界遺産に登録されており非常に美しいです。

そんなポトシには影の歴史があります。かつて繁栄を極めたポトシの鉱山は奴隷制度の象徴とされており、負の遺産としても挙げられています。これまでに多くのインディオやアフリカ人奴隷が強制的に働かされ、800万人もの人が犠牲になったと言われています。そして今もなお、多くの人がこの鉱山で働いているというのです。

▶ 続きを読む
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。