3月3日 桃の節句「ひな祭り」

3月3日は、女の子の健やかな成長を願い、綺麗な雛人形を飾ってお祝いをする「ひな祭り」。我が家でも娘が1才の頃から毎年欠かさず、2月始めに雛人形を飾った。3月3日になると雛ケーキを買い、ちらし寿司やハマグリのお吸物を作り、母は孫のために昔ながらのひし餅を作ってくれた。晴れ着を着た娘を雛人形の前に座らせ記念撮影をしてお祝いをしたものだ。我が家の楽しい春の行事の一つだった。

ひな祭りは、平安時代に古代中国から伝わってきたもので、もともとは女の子のお祭りではなく、邪気が入りやすい季節に「穢れ(けがれ)」を祓う儀式だった。中国では「季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすい」と考えられ、3月最初の巳の日に水辺で禊ぎを行ったり、盃を水に流して自分の所に流れ着くまでに詩歌を読む「曲水の宴」を行う風習があった。これがやがて遣唐使によって日本に伝えられ、禊ぎの神事と結びついたといわれている。

現在のように女の子の節句として祝うようになったのは、戦国時代が過ぎ、平和になった江戸時代に、徳川幕府によって「上巳の節句(3月3日)」は五節句の一つに定められ「端午の節句」が男の子の節句として祝われることに対して、旧暦で桃が咲く頃の3月3日が女の子の節句として定着した。

▶ 続きを読む
関連記事
「いい塩梅」の語源は、文字どおり塩と梅。梅を漬けると生まれる梅酢と塩の加減から生まれた言葉は、やがて人間関係や国を治める知恵を表す言葉へと広がっていきました。
寛大な人は特別な性格だからではなく、周囲の人の気持ちや変化に気づく力が高いのかもしれません。研究が示す「寛大さを育てる方法」を紹介します。
慢性炎症は、老化や糖尿病、認知症など多くの病気の背景にあると考えられています。専門家が、免疫バランスと腸内環境の関係、そして健康寿命を延ばすために今日からできる習慣をわかりやすく解説します。
肩や首の痛みの原因と対処法を、リハビリ専門医が解説。正しい座り方・枕の選び方・毎日できる3つのストレッチで、慢性化する前にセルフケアを始めましょう
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。