3月3日 桃の節句「ひな祭り」

3月3日は、女の子の健やかな成長を願い、綺麗な雛人形を飾ってお祝いをする「ひな祭り」。我が家でも娘が1才の頃から毎年欠かさず、2月始めに雛人形を飾った。3月3日になると雛ケーキを買い、ちらし寿司やハマグリのお吸物を作り、母は孫のために昔ながらのひし餅を作ってくれた。晴れ着を着た娘を雛人形の前に座らせ記念撮影をしてお祝いをしたものだ。我が家の楽しい春の行事の一つだった。

ひな祭りは、平安時代に古代中国から伝わってきたもので、もともとは女の子のお祭りではなく、邪気が入りやすい季節に「穢れ(けがれ)」を祓う儀式だった。中国では「季節の変わり目は災いをもたらす邪気が入りやすい」と考えられ、3月最初の巳の日に水辺で禊ぎを行ったり、盃を水に流して自分の所に流れ着くまでに詩歌を読む「曲水の宴」を行う風習があった。これがやがて遣唐使によって日本に伝えられ、禊ぎの神事と結びついたといわれている。

現在のように女の子の節句として祝うようになったのは、戦国時代が過ぎ、平和になった江戸時代に、徳川幕府によって「上巳の節句(3月3日)」は五節句の一つに定められ「端午の節句」が男の子の節句として祝われることに対して、旧暦で桃が咲く頃の3月3日が女の子の節句として定着した。

▶ 続きを読む
関連記事
無神論だった女性が、2度の「死」を経験したと語ります。「天国で神に会った」という臨死体験が、彼女の信念を変えました
エレベーターより階段を選ぶだけで、心疾患による死亡リスクが約40%低下するかもしれません。約50万人のデータが示した階段上りの健康効果と、1日に上る目安の階数を専門家が解説します
雨音を聞くと、なぜか心が落ち着く。その理由は脳の働きや匂いの記憶にあるかもしれません。雨がもたらす意外な癒やしの効果を紹介します
食べる量が同じでも、「いつ食べるか」で脳の働きが変わるかもしれません。47人の女性を追跡した研究で、早い時間帯に食事を済ませるグループだけに認知機能の改善が見られました
便秘の原因は水分不足だけとは限りません。中医学で考える3つのタイプと、食事、ツボ押し、排便姿勢の工夫を紹介します