米誌の自動車番付 トップ10に日本勢5ブランド
米国の有力消費者団体専門誌「コンシューマー・レポート」が毎年発表する自動車ブランドランキングトップ30。2015年度はトップ10に日本のブランド5つがランクインした。
同誌は毎年、自動車の信頼性、安全性、走行試験や保有者の満足度などを総合して100点満点方式で採点し、上位30のブランドを発表している。これは、米国人が車を購入する際の重要な参考になると言われている。今年の第1位は独フォルクスワーゲン傘下の「アウディ」。2位は富士重工業の「スバル」で、3位は昨年まで3年連続首位だったトヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」だった。
今年のランキングでは、欧州とアジアの自動車、特に日本車が例年同様、信頼性と走行性の2点で高く評価され、上位を占める結果となっている。
欧洲ブランドでトップ10に入ったのは、フォルクスワーゲン傘下のアウディ(1位)とポルシェ(4位)、BMW(5位)。米国ブランドで唯一ランクインしたのはGM社の「ビュイック」(7位)だった。
以下はトップ10とその点数(100点満点)
1.アウディ 80点
2.スバル 78点
3.レクサス 76点
4.ポルシェ 76点
5.BMW 76点
6.マツダ 74点
7.ビュイック 74点
8.トヨタ 72点
9.キア(Kia 、韓国、起亜自動車)72点
10.ホンダ 71点
日本勢はそのほかにも、日産が63点で21位に、三菱が51点で28位に入っており、日本でも人気の高いメルセデス・ベンツは67点で14位だった。
(翻訳編集・桜井信一)
関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]