【儒家故事】 親孝行になった不孝息子

【大紀元日本2月20日】中国・北魏の時代、房愛東という男がいた。彼の妻は崔氏といい、清河地方の人だった。子供がまだ幼い時から崔氏は自ら二人の息子に※「九経」を教え、小さい頃から礼儀正しく、思いやりのある子になるよう育てた。

崔氏の長男である房景伯は清河の太守となった。ある日、貝丘という所の一人の婦人が息子の不孝を訴えに衙門に来た。房景伯は婦人の不孝息子の罪を問おうとしたが、この事を知った崔氏は、婦人を連れて来てしばらく自分と一緒に暮らし、婦人の息子を房景伯のそばに付き添わせましょうと息子に話した。

房景伯が崔氏に礼儀正しく挨拶するたび、不孝息子は少し離れた所でそれを見ていた。すると、不孝息子はだんだん自分の親に対する無礼な態度を恥ずかしく思うようになった。10日経つと、婦人の息子は、自分の過ちを改めたいので、家に帰ると申し出た。崔氏は、「彼は面目がないと思うだけで、まだ心から反省してない。もうちょっと様子を見てみましょう」と言った。20日経つと、婦人の息子は土下座をし、悔しそうな顔をしながら、心から自分を改めたい、母親を連れて帰りたいと願い出た。婦人も泣きながら、家に帰りたいと言った。そこで房景伯は母子を帰らせた。その後、不孝息子は自分の行いを悔い改め、親孝行で有名になったと言う。

▶ 続きを読む
関連記事
長年治らなかったPTSDが、呼吸で変わる――。9・11を生き延びた女性の実例と最新研究から、迷走神経刺激が心と体を静かに立て直し、回復を支える可能性を読み解く。治療に行き詰まる人に、新たな選択肢を示す一篇。
腰や足の冷え、夜間の頻尿は「腎の冷え」のサイン。粒のままの黒こしょうを肉と煮込むことで、温かさが下半身に届き、体の内側から静かに整っていきます。
「いつかやろう」が人生を止めてしまう理由とは?年齢や才能の言い訳、スマホ依存まで、行動できない心の仕組みを9つの理論で解説。今すぐ一歩を踏み出したくなる、背中を押す思考の整理術です。
「減塩=健康」と思い込んでいませんか。塩を減らしすぎることで起こり得る不調を、中医学と最新研究の両面から解説。体質に合った“正しい塩の摂り方”を見直すヒントが詰まっています。
避けられないと思われがちなマイクロプラスチックですが、日々の選択で暴露は減らせます。加熱調理や衣類、日用品の見直しなど、今日から実践できる具体策を科学的根拠とともに分かりやすく紹介します。