歴史に消えた古代文明

人類の歴史上、多くの古代文明が時代とともに消え去った。残された僅かな遺跡から、高度に発達していた文明の面影を窺うことができる。更に、文明の壊滅には自然の要素以外に、人為的な原因も存在していたことが考えられる。

ナスカ文明

 巨大な地上絵が残っていることで知られるナスカ文明は、紀元前後から500年頃まで、現在のペルー共和国の海岸地帯、ナスカ市周辺に栄えた文明である。灌漑設備が整備され、農業が非常に発達した文明だった。しかし、農業生産のために広範囲に森林を伐採し、農地を開拓した結果、自然環境が破壊され、河川の氾濫や旱魃、砂漠化が起こって農業ができなくなった。数百年を経て発展してきた文明は、完全に消滅した。

▶ 続きを読む
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます