天安門前の車炎上事件 再び注目される12年前の焼身自殺事件

【大紀元日本10月29日】中国の北京市内である天安門広場で28日、自動車が観光客らの群衆に突っ込み、炎上した。車内にいた運転手ら3人と、巻き込まれた観光客2人が死亡した。観光地として有名な天安門広場だが、近年、迫害を訴える民衆による抗議活動が繰り広げられ、国内外で注目を集める舞台でもある。この度の事件も抗議のために故意に起こしたものではないかとの見方が強い。過去の事件を受けて、警察当局が厳重な警戒態勢を敷く地域でもあるだけに、国内外に大きな衝撃を与えた事件となった。

事故の詳細はまだ明らかになっていない。しかし、日本や欧米のメディアは、天安門広場で起きた過去の抗争として、2001年に5人の男女による焼身自殺事件に言及している。

この事件は中国共産党から弾圧を受ける気功法・法輪功を習うものが自殺を起こしたと中国メディアが主に報じていた。この事件で2人が死亡、3人が全身火傷の大ケガを負った。中国メディアは法輪功がこの悲劇を招いたとする「宣伝」報道を連日流した。一方、法輪功側は事件は民衆に対して法輪功を「敵視」するために中国当局が作り上げたプロパガンダだったと反論し、数多くの証拠を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは
中国の通信機器大手ファーウェイの刑事裁判が米ニューヨークで始まった。組織犯罪、銀行詐欺、営業秘密の窃取など12件の罪が審理され、孟晩舟CFOの事実陳述も証拠として採用される
中国共産党(中共)国防部は、カナダと中国共産党政府が軍事協議を再開したと発表した。これを受け、カナダ国内の中国問題専門家から懸念の声が上がっている。
ドイツ検察当局が、ナチス政権下で迫害されたユダヤ人の子孫を装い、ドイツ国籍を不正取得した疑いで32人を捜査。少なくとも28人が中国籍で、偽造書類や架空の血縁関係が使われたという
米軍は9月8日、イランのタンカー5隻を標的とする新たな攻撃を実施したと発表した。数か月にわたって続く武力対立における最新の軍事行動となる。