中国茶の名器 紫砂壺

【大紀元日本9月5日】茶器はお茶を楽しむための重要な道具です。中国茶を楽しむ茶器としては、何と言っても宜興(ぎこう)の紫砂壺(しさへい)が一番有名です。

 紫砂壺は、江蘇省南部宜興の名産で、紫砂泥を原料として作られ、紫赤色で手触りが柔らかい古風な造形の茶器の名品です。紫砂壺の歴史は、唐代晩期に遡りますが、盛んになったのは、明の嘉靖年代からだそうです。

 当時、龔春(きょうしゅん)という紫砂壺作りの名人が現れ、紫砂壺の名声が一気に広がりました。龔春の本名は供春であり、若い時、提学副_li_(科挙を担当する官_li_)である呉頤山の童僕として宜興湖汶山の金沙寺に滞在している間に、金沙和尚に師事し陶器の作り方を習いました。

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