嵐のあとの古都の風

【大紀元日本7月3日】鎌倉駅を出て、大勢の人の流れとは異なる方向に歩いた。6月の鎌倉は、あじさいで埋まる。鎌倉のあじさいの名所といえば、北鎌倉の明月院のほか、江ノ電でさらに西へ向かった長谷寺、成就院などがあるが、正直、この時期は花よりも人のほうが多くて、早朝でもない限り、落ち着いた花見はできない。

1年ぶりの鎌倉を訪れたのは6月20日。その前夜に、日本を串刺しにするように進んだ台風4号が首都圏を直撃したため、いたるところに木の葉や枝が散乱していた。

歩いたのは、鎌倉駅からみて東側に位置する古刹のいくつかである。建長寺のような大寺はない。そのため観光客はいたって少ないが、いずれも中世から続く寺院であり、その静かなたたずまいが、なかなかいい。

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