添加物でやみつきになる「豚の角煮」、 調理師「麻薬のよう」
【大紀元日本5月2日】中国料理の人気メニュー「紅焼肉」(豚の角煮)。江蘇省南京市内のレストランでは、「肉宝王中王」という添加物を使って調理されることが多いという。江蘇衛星テレビが4月30日に伝えた。
番組は、食品関連の業務用品を扱う店が並ぶ同市内の長虹市場を訪ねた。食品添加物専門店で取材に応じた調理師は、「肉宝王中王を紅焼肉に使うと独特の香りがあって、やみつきになるよ。麻薬みたいなものだ」と話す。「でも、違反品かもしれないから、一度も食べたことがないけどね」と付け加えた。
番組は、南京医科大学公共衛生学院の莫宝慶教授に同商品の分析を依頼。莫教授によると、同商品は混合型添加物で、成分が非常に複雑であり、明確な使用基準がないという。
莫教授は、成分として表示されている塩、グルタミン酸ナトリウム、ブドウ糖、メチルシクロペンテノン、アミノ酸、香料などは全て人工調味料であり、いずれも味わいを増すためのもので、やみつきになる可能性はあると説明している。また、メチルシクロペンテノンについては、国は香料として使用を認めているが、胃粘膜や胃腸に害を与える恐れがあると指摘した。
これらの添加剤は多くの市場で販売されている。レストラン側のモラルも問題視すべきだが、行政機関のずさんな管理も露わになったといえるだろう。
(翻訳編集・余靜)
関連記事
中国の中南大学湘雅第二病院に勤務していた羅帥宇氏が、不審な死を遂げた。生前の録音から、同病院が臓器移植研究のために子供のドナーを求めていた可能性が浮上。彼の家族は、羅氏が病院告発を計画していたことから口封じされたと主張している。
新築ホテル泊まったら内装のにおいがひどかった。滞在翌日子どもが川崎病を発症。ここでも、工事をした業者と管轄政府部門との癒着、賄賂などの存在があるに違いない。公式見解ほど、真実を覆い隠す「嘘」であるということだろう。一般人にできることは、新築ホテルには泊まらないことだ。
子どもは家族を従わせるための「人質」にされる。中国で子を持たないのはある意味「勝ち組」。そして子が産まれなくなるのは、滅びへの原初的第一歩。生まれても不幸にしかならないのなら、誰でもそうする。
まるで凶悪犯扱いの、中国の駅での恐怖な「安全検査」 恐怖を抱くものは、正常ではないというが、まさに。
攫われた子どもたちはどこへ? 中国に存在する「乞食ビジネス」の闇 共感を感じるというミラーユーロンが変異したか消えてしまった非人間の悪行は留まる所を知らない。どうすれば、人間でいられるのだろうか? 中共という闇の根源を実歴史の教訓としなければならない。