<赤龍解体記>(62)薄煕来おろし 温家宝首相は18大への影響力増す
【大紀元日本4月23日】人事交代の中共18大が開催前、薄煕来事件が不意に起きたため、中共の従来の政治構造が破られ、誰が次期の指導部である政治局常務委員会に入れるかが、ますます中共内部闘争の新しい焦点となっている。「薄煕来おろし」で幅広い支持を得た温家宝首相は、18大への影響力がより一層増大したと見られている。
今年開催の「両会」における記者会見で、温家宝首相は王立軍事件に触れて、中共重慶市委員会は反省すべきと言及したが、この発言は重慶の政治上の後退を暗に批判したと思われる。そして、政治改革をふたたび言及し、政治体制の改革が行われなければ、経済改革は完成できず、「文化大革命のような歴史的悲劇がふたたび起きる可能性はある」と警告した。
中共指導部が薄煕来に対する処罰を決定したあと、温家宝首相は4月16日の中共機関誌『求是』に論文を掲載し、「権力が監督される下で行われるようにさせるべき」と主張し、世論の注目を集めている。これは温家宝首相が3月26日に「国務院第5回廉潔政治実施会議」における談話を基に加筆したもの。
関連記事
ベッセント米財務長官は4日、アメリカとイランが同日または5日にも合意に達し、ホルムズ海峡を再開して商船の自由な航行を回復させる可能性があると述べた
トランプ政権が、データの窃取やマルウェアを仕込まれる恐れがあるとして、中国企業が製造する新型データセンター向け部品の輸入禁止を検討していると報じられた
カナダ初の「外国影響力登録制度」が施行された。外国政府などを代表して政策決定や政治活動に影響を及ぼす個人・組織に登録を義務付け、違反には最高100万カナダドルの罰金が科される
米軍は、小型ドローンをレーダー上で「偽の戦闘機」に見せかける「空中発射デコイ」と呼ばれる技術を運用している
世界各地で最高気温の記録更新が相次いでいる。なぜ今年の夏はこれほど暑いのか。エルニーニョ現象、ヒートドーム、都市のヒートアイランドという3つの要因から、記録的な猛暑の仕組みを分かりやすく解説