【ショート・エッセイ】 茶のみ話で「茶の話」

【大紀元日本4月16日】常飲しているのは熱湯を注ぎ込む安価な番茶ばかりだが、なかなか気に入っている。

もとより茶道の作法にも思想にも無知であるため、それを語る資格は持たない。ただ茶道が、多くの先人によって研ぎ澄まされ、洗練され、ある種の「かたち」を示す日本の代表的文化となったことは想像できる。私のような茶道を嗜んだことのない者でも、茶道の国の一員だと意識する時には、背筋がぴんと伸びるような感覚を覚えるのである。

いつごろ日本に茶が伝来したかは、実はよく分からないらしい。平安時代の末期、当時は南宋であった中国に留学した栄西禅師が、喫茶の習慣を日本へ伝えたと言われているが、茶そのものは、おそらく遣唐使の往来によって奈良時代には日本へもたらされていたのだろう。

▶ 続きを読む
関連記事
「あのとき、違う選択をしていれば」と、昔の自分を責めていませんか。でも、あの頃の自分には、今ほどの経験も心の余裕もなかったはず。過去の後悔と向き合い、自分に少し優しくなるための言葉をお届けします
脳卒中やパーキンソン病の患者の体験を通して、回復に向き合う姿勢を考えます。体の緊張をゆるめる、一つの動きに集中する、小さな練習を続ける。中医学の臨床家が語る3つの工夫と、家族の支え方を紹介します
仕事や家族のことで頭がいっぱいになる日。気持ちを言葉にして書き出すと、考えを整理する手がかりになります。毎日書かなくても大丈夫。日記をつけることで得られる7つのメリットを紹介します
同じ低炭水化物ダイエットでもLDL値の跳ね上がり方に違いが出る遺伝的要因や、飽和脂肪の摂り方との関係を最新研究から解説。単一の指標に振り回されず、オリーブオイルやナッツを活用した個別化アプローチの重要性に迫ります
「スマホが欲しい!」とねだった娘に、親が贈ったのは固定電話