【今に伝える江戸百景】 江戸の賑わい今も 浅草・酉の市

【大紀元日本11月16日】歌川広重の『名所江戸百景』の中に、「浅草田甫酉の町詣」と題された1枚がある。

ここはどこかと尋ねれば、なんと江戸は浅草の近く、遊女の里として有名な吉原の妓楼なのである。部屋は、おそらく2階であろう。木格子のはまった窓越しに眺める外の景色。広重の好きな富士山をはるかに望み、晩秋の夕暮れの空を雁が飛んでゆく。

遊女の姿はそこにない。ただ、決して自由の身ではないその境遇を暗示するように、広重は窓の外を凝視する丸い猫を配置している。窓辺にかけられた手ぬぐい、畳の上の飾り簪は、いままでそこに持ち主がいたことを窺わせる。

▶ 続きを読む
関連記事
「明日もまたバタバタしてしまった」――そんな日が続いているなら、今夜2分だけ試してほしいことがあります。翌日の予定確認から服の準備まで、明日を少し楽にする7つの小さな習慣を紹介します
サウナの熱は、心臓、脳、気分、代謝に関わる働きを刺激する可能性があります。研究が示す効果と安全な入り方を解説します
傷が治りにくい、風邪が長引く、疲れが抜けにくい。免疫老化の背景にある炎症、睡眠、孤独との関係を見直します
喉の乾きや午後の疲れが気になる白露に。さんま、里芋、豆乳、梨で、秋の乾燥に備えるコンビニ薬膳ランチ
考え事で眠れない、夜中に目が覚める。中医学の視点から、不眠のタイプ別に食養生とツボ押しを紹介します