天を補った「女媧」が眠る大地・碧峰峡
【大紀元日本9月19日】碧峰峡(へきほうきょう)は、中国四川省・雅安市の北8キロに位置する。歴史の街である雅安市は古代、雅州と呼ばれ、南シルクロードの経由地として知られていた。
伝説によれば、碧峰峡は女神である女媧(じょか)が天を補うために辿りついた最後の場所。太古の昔、水神の共工(きょうこう)と火神の祝融(しゅくゆう)が地位を争い、敗れた共工が不周山に頭をぶつけた。このため、不周山にあった天を支える柱が傾いて天の一部が崩れ落ち、そこから漏れた水が豪雨のように止まらず大地に降り注いだという。女媧は、地上の万物を救うために五色の石を煉り、天を補っていた。
間もなく補修が完成する時、女媧は雅州の辺りにまだ少し漏れているところがあることに気付いた。急いで雅州に行って天を補おうとしたが力尽き、倒れた体が山に変わった。完全に補修できていなかったその僅かな隙間から漏れた水が、常に小雨のように雅州に降り注いだことから、この地は「雨城」と呼ばれるようになった。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。