長孫皇后-名君に深く愛された、真に美しい妻

中国の歴史で名君の中の名君と称えられる唐の皇帝・太宗に、一生敬愛された一人の女性がいた。後に「良妻賢母」の手本とされる太宗の皇后・長孫(ちょうそん)である。

 長孫皇后が36歳の若さで世を去ったのち、悲しみに暮れる太宗は再び新たな皇后を迎えることはなかった。太宗は、皇后が葬られた昭陵(しょうりょう、長孫皇后の陵墓)を常に眺めることができる塔の建造を家臣に命じ、その塔に登っては昭陵を眺めて涙を流したという。数え切れないほどの后妃に囲まれていた皇帝がこれほど愛した長孫皇后とは、どのような人物だったのだろうか?

 婦女の道を守った皇后

▶ 続きを読む
関連記事
夜になると考えが止まらない、その悩みに答えがあります。専門家が示す「考えすぎ」の正体と、心を静める具体的な3ステップを解説。頭の堂々巡りから抜け出し、眠りと日常を取り戻すヒントが見つかる一編です。
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の研究チームは、ニホンアマガエルなどの両生類や爬虫類の腸内に存在する細菌に、強力ながん抑制作用があることを突き止めた
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]