長孫皇后-名君に深く愛された、真に美しい妻

中国の歴史で名君の中の名君と称えられる唐の皇帝・太宗に、一生敬愛された一人の女性がいた。後に「良妻賢母」の手本とされる太宗の皇后・長孫(ちょうそん)である。

 長孫皇后が36歳の若さで世を去ったのち、悲しみに暮れる太宗は再び新たな皇后を迎えることはなかった。太宗は、皇后が葬られた昭陵(しょうりょう、長孫皇后の陵墓)を常に眺めることができる塔の建造を家臣に命じ、その塔に登っては昭陵を眺めて涙を流したという。数え切れないほどの后妃に囲まれていた皇帝がこれほど愛した長孫皇后とは、どのような人物だったのだろうか?

 婦女の道を守った皇后

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