英国バイリンガル子育て奮闘記(42) 日本の小学校  (1996年) 下

【大紀元日本7月5日】小学校2年生になると、日本的な教育も顕著になると感じた。5日間、娘を日本の小学校で体験入学させた時、娘が学校から戻ってきて、「今日、前へ倣えしたの」と誇らしげに報告してくれた。なるほど、周りに合わせることがほとんどないイギリスの子供にとっては、すごく「かっこいい」ことなのかもしれない。

また、クラスメートが教頭先生に「失礼しました」と言って職員室から立ち去るのに、娘は「バイバイ」。教頭先生も娘に合わせてバイバイしてくれた。普段は気にも留めていなかった日本の枠組みが、異文化から娘を連れてくることで、浮かび上がってきた。

この「規律」とは対象的なのが、自由な登下校だ。イギリスの学校では、門の外からは学校の管轄ではありません、ときっぱり言われるので、門の外で親やおばあちゃんが待っている。幼稚園の延長が、小学校の高学年まで続く。それにひきかえ、日本では、朝は近所の子と待ち合わせして一緒に登校する。学校から帰ってくるとランドセルをポーンと放り投げて「○○ちゃんの家に行ってくるからね」と去っていく。いったいその子はどこに住んでるの?と心配したが、 アンの住んでいる家を一目見ようと友だち全員でガヤガヤと送ってくれたので案ずる必要は皆無だった。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。