中国旧正月の縁起物① 吉祥絵文字

【大紀元日本2月8日】中国人社会では、海外の華人も含めて、お正月は一般に旧暦で祝います。それを春節と言い、今年は2月14日がその日に当たります。その半月ほど前から街や商店にはお正月用のキャンディや縁起物の飾りが現れ、徐々に春節ムードが高まってきます。

先日街中で、おもしろい絵文字を見つけました。写真のひし形の紙に書かれている4つの文字がそうで、それぞれ4、5文字を組み合わせて一つの絵文字にしています。

(大江/大紀元)

(上)「黃金萬兩」(黄金万両)(大江/大紀元)

(右)「招財進寶」(財を招き、宝が入る)(大江/大紀元)

(下)「日進斗金」(日に一斗の金が入る)(大江/大紀元)

(左)「日日有見財」(毎日財を目にする)(大江/大紀元)

どの部分がどの字かわかりますか。

この4つはいずれもお金に関する内容で、商店や会社などによく、これらの文字を書いた赤い紙を張ったり、これらの文字をあしらった赤い飾り物を飾ったりしています。特によく見かけるのが、「招財進寶」です。

台北市のショッピングモールの玄関に飾られていた「招財進寶」をあしらった飾り(大江/大紀元)

(台湾・大江)

関連記事
日本でも人気の中華料理・刀削面はもともと山西省の一般家庭の主食でした。太くもちもちの面にパンチの効いたつけ汁を絡めて食べるのも最高ですが、料理人の手慣れた包丁さばきを鑑賞することもこの料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。実は刀削面の調理法は歴史と深い関わりがあり、知られざる誕生秘話がそこにはあります。
ほうれん草は栄養満点のスーパーフード。目の健康や心臓病予防、がん対策、さらにはダイエットや肌のアンチエイジングにも効果が期待できます!食卓に取り入れて、健康的な毎日を目指しませんか?
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
世界中の美しいカフェ10選を巡る旅へ。歴史と芸術、文化が交錯する特別な空間で、至福の一杯を味わいませんか?
吉祥寺マルイにて、台湾が誇る漢方食材や東洋の叡智を感じられる商品を販売します。さらに、台湾ならではの味を楽しめ […]