【草木染めの植物】木瓜(ボケ)
【大紀元日本2月20日】中国原産で平安時代には日本に渡来したといわれるバラ科の落葉低木。園芸種も多く、愛好会では盆栽に仕立てて観賞するとともに品種改良を競います。花材に好まれ、生垣にも見られます。4月ごろ白、桃、緋色などのかわいい花をつけますが、1月前後に咲いているのは寒木瓜(かんぼけ)といわれる品種です。10月ごろに実が熟し、乾燥物は生薬の唐木瓜(からもっか)で、食用にも利用されます。一方、日本に自生しているのはクサボケで和木瓜(わもっか)といい、同様に利用されます。
【薬用効果】唐木瓜は肝系に働き、気血の流れを良くして筋肉痙攣を緩めるので、筋肉痛や胃痙攣に使用されます。また、香りがあり脾系にも働くので、食欲不振にも有効です。一日量は乾燥物を3~5g煎服します。
【食用】熟した果実は芳香・酸味があり、ボケ酒で疲労回復に、ボケ茶で暑気あたりに、ジャム・砂糖漬けなどは保存して強壮や貧血に利用します。
【染色用】若葉は薄いアルカリ性の水で煮出して後、中和して染液とします。オリ-ブ色に染まります。
関連記事
胆石は、多くの人に見逃されがちな健康リスクです。胆嚢内で硬化した結石が形成されると、消化に関連する問題や激しい痛みを引き起こす可能性があります。無症状で発見が遅れることもありますが、適切な知識を持つことで予防と早期対応が可能です。この記事では、胆石の原因、リスク要因、診断方法から、手術や自然療法による治療法までを詳しく解説します。健康的な生活習慣を取り入れることで、胆石のリスクを減らしましょう。
慶應義塾大学の研究で明らかになった健康長寿の鍵とは。老化予防と7,500歩の歩数がもたらす効果をご紹介します!
カルシウム不足が引き起こす体の不調とは?夜中の足の痙攣や骨粗鬆症を予防するために、毎日の食事での対策を解説します。
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。