鳥インフルエンザに感染、男性死亡=中国湖南省
【大紀元日本2月22日】中国衛生部はこのほど、湖南省永州市の男性(22)が高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染し死亡したことを発表にした。
報道によると、今年の1月16日にこの男性患者は発熱、頭痛などの症状が現れ、22日に江華県の保健所を訪ね治療した後、県の病院へ移送されたと明らかにした。病院へ運ばれた男性患者は呼吸困難に陥り、病状がさらに悪化し24日に死亡した。
2月17日、中国疾病予防制御センターは、今回の症例は人が鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染し死亡したと認めた。中国国内で人が鳥インフルエンザに感染し死亡したのはこれで18人目になる。この件について、中国衛生部は世界保健機関(WHO)および香港・マカオ・台湾の衛生機関に対し報告したという。
一方、中国農業部はチベットの区都ラサ市のドウィロンドチン県では、2月に初めてH5N1型鳥インフルエンザが発生し、132羽の家禽が死に、7698羽の家禽が処分された。
また、香港衛生署衛生防護センターによると、湖南省の症例の通達を確かに受けたとし、民衆に対して注意を呼びかけているという。地元でも、これまでにこの周辺に住み着いている鳥と渡り鳥4羽からH5N1型ウイルスが検出されたと明らかにした。
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