「西方極楽世界漫遊記」(3)
この記事は、「西方極楽世界漫遊記」(1)、「西方極楽世界漫遊記」(2)の続きです。
浄観塔は「宇宙の天文台」に相当
寛浄の話では、下品の下層生命の境地に、非常に高い塔がある、これは、「浄観塔」と呼ばれ、この中の衆生は、塔の頂上に行きたければ、或いは塔の下まで行きたければ、われわれ人間のようにエレベーターを使うのではなく、彼らが「上に行きたい」と思えば、上に行くし、下に行きたければ、下に行ける。彼らの身体は、透明でぶつかることがなく、どこにいこうとも、塀を突き抜けることも、壁をすり抜けることも、自由自在に思うままにでき、何の障害もない。たとえ、数百、数千、数万人が同一の場所に集まっても、互いにぶつかり合うこともなければ、込み合うこともない。彼らは肉体の体を持っておらず、すべて透明な体になっている。
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