米中スパイ事件=麦大智罪状確定、懲役35年

【大紀元日本7月27日】米紙「USA TODAY」は7月22日、米国籍の中国人エンジニア麦大智(Chi Mak、66歳,男)容疑者のスパイ案件の一部終始を報道した。輸出管理法への違反と、許可なく外国政府の代理人になるなどの罪が確定し、最高で35年の懲役刑が処せられる。その弟の麦大泓容疑者(Tai Mak、57歳、男)には、国防情報持ち出しの共犯者とされ、最高で10年の懲役刑を処せられるという。

2005年10月28日夜、ロサンゼルス市警はFBIと共同で、麦大智容疑者の自宅で、麦容疑者とその妻(63歳)を逮捕した。また、ロサンゼルス国際空港で、出国しようとする麦大泓容疑者とその妻も、米警察に逮捕された。2人は当時、中国行きの飛行機に乗ろうとしていた。警察は麦大泓容疑者の荷物から、暗号化したCD-ROMを発見、中には、米国海軍の潜水艦エンジンシステムの研究資料が含まれていた。

FBIが提供した証拠によると、麦大泓容疑者は逮捕された9日前に、広州市に国際電話をかけ、「北米紅花」(Red Flower of North America)と自称した。米検察は、中国当局の諜報員は往々にして、花の名前で自称する、例えば「白菊」「秋蘭」などと指摘。電話の相手は、本スパイ案件のもう1人のキーマン、中国中山大学アジア太平洋研究中心の研究員朴培良(Pu Pei-liang、音読)。米検察は、朴培良氏は中国の軍にために働いている、麦大泓容疑者はこれまでに盗んだ米国の機密情報を朴培良に渡している。

▶ 続きを読む
関連記事
中東情勢の激化の中で、中共の動きが浮上。電子偵察船が米軍を監視し、イラン支援の可能性も指摘される。情報戦が戦局を左右する中、中共の「隠れた介入」の影響はどこまで広がるのか。
中国共産党の官製メディアが「民間人によるスパイを確保した」とする事例を連日報道。だが発生時期や場所は不明で、不自然な点も多い。専門家は「自作自演の可能性」を指摘し、反スパイ意識の世論形成を狙ったものとみている。
4月の中国による米国からのエタン輸入量は80万トンに達する見込みで、過去最高を更新する。この数値は通常の平均水準を60%上回る
毛沢東秘書だった李鋭の日記の帰属を巡り、米裁判所はスタンフォード大学の保管を認めた。娘の寄贈は合法で本人の意思にも合致すると判断し、中国持ち帰りによる公開制限の懸念も考慮された。
中国共産党が古屋圭司衆院議員に制裁を科したが、専門家は効果は乏しいと指摘し、台湾に友好的な議員へのけん制や国内向けの政治的意図に過ぎないとの見方が強い。制裁は逆に「勲章化」する可能性もある。