太陽系外の巨大惑星に「水の兆候」=天文学者

天文学者らは11日、地球から60光年離れた巨大惑星の大気中に「これまでで最も確かな」太陽系外でのの証拠を発見したと明らかにした。科学誌「ネイチャー」とニュースリリースで発表した。

この惑星「HD 189733b」自体に生命が存在する可能性は低いものの、別の太陽系での生命探索を後押しするものだとしている。 

研究を指揮した欧州宇宙機関(ESA)の研究員、ジョバンナ・チネッティ氏は「何兆マイルも離れた惑星で明確な水の兆候を確認できたことに興奮している」と述べた。

「HD 189733b」は別名「熱い木星」と呼ばれ、木星と同様ガス惑星だがはるかに高温だという。

1光年は光が1年間に達する距離で、約10兆キロに相当。

[ロンドン 11日 ロイター]
関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。